CIP-99(Proof of Onboarding)は、QRコードベースのトークンクレームキャンペーンの標準を定義するCardano改善提案です。Claimpaignはこの標準のリファレンス実装です。
CIP-99が定義するもの
この標準では以下が規定されています。
- ウォレットが登録するURIスキーム(
web+cardano://claim/v1) - ウォレットが受取人アドレスとともに呼び出すFaucet APIエンドポイント
- ウォレットとFaucet間のリクエスト/レスポンス形式
- エラーハンドリングとステータスコード
URI形式
各クレームコードには次のようなURIが含まれます。
web+cardano://claim/v1?faucet_url=https%3A%2F%2Fclaimpaign.com%2Fapi%2Fclaim&code=SUMMIT_a3bf9c ウォレットがこのQRコードをスキャンすると、以下の処理が行われます。
- ウォレットが
web+cardano://claimプロトコルを認識する - Faucet URLとクレームコードを抽出する
- 受取人のアドレスを含むPOSTリクエストを送信する
- ADA/トークン/NFTがトランザクションで送信される
標準化の意義
ヒント
CIP-99はオープンスタンダードのため、対応する全てのウォレットでキャンペーンコードが使えます。個別の連携作業は不要です。
トランザクションメタデータ
Claimpaignの全トランザクションには、オンチェーン識別のためCIP-10ラベル8414のメタデータが付与されます。
クレームトランザクション
{
"label": 8414,
"metadata": {
"app": "claimpaign.com",
"campaign": "a1b2c3d4e5f6…",
"version": "1"
}
} トップアップトランザクション
{
"label": 8414,
"metadata": {
"app": "claimpaign.com",
"version": "1"
}
} campaignフィールドにはsha256(randomSalt + campaignId)が格納されます。これはキャンペーン作成時に一度だけ計算されます。内部のキャンペーンIDを公開することなく、ブロックチェーン上で同じキャンペーンのクレームを関連付けることができます。
著者
CIP-99はAdam Dean、Alex Dochioiu、「Carl」によって作成されました。提案の全文はGitHubで閲覧できます。